白鳳の微笑みに会いに
この仏さまは火災にあい、頭だけが残り、行方不明になって、500年後に発見された数奇の運命をたどりました。顔だけでしかも破損部分があるにも関わらず、国宝に指定されました。
優しい眼差しは見てるだけで、癒されます。
上野に来たのも久しぶりの事です。噴水です。
芸大に行く途中の道です。若い人が露店を出していました。
芸大の美術館に入ったのは初めてでした。
白鳳の仏さまが迎えてくれました。思ったほど混雑はしていませんでした。
木造の十二神将が並べてありました。わずか3cmの板彫りですが、かなりの立体感を感じます。
力強さと木の持つ優しさも感じました。
とても見易く感じました。
次は十二神将の木造立像です。
十二体が三列に並べてありました。大変見易いです。仏像の周りを一周しながら、全部見ました。
一人でこの部屋にいたら怖くなると思いました。
国立博物館で見た興福寺・阿修羅像とは違った興奮を感じました。
調布深大寺にある白鳳時代の銅造釈迦如来像もありました。これは深大寺に行った時、必ず見てくる仏さまです。近くから見ると意外に小さい感じがしました。
芸大では大学祭を行っていました。2階から見た入り口付近の風景。
外に出て、飾られていた山車を見ました。此処で記念写真を撮る人が多かったです。
少し奥にあった展示会の案内板。門のそばに置いてくれれば良かったのに。
芸大生の作った山車は本当に個性的で面白いですね♪
今朝は涼しくてバイクは上着が必要でした。。。
「興福寺仏頭」は平重衡の南都の焼き討ち、その後の興福寺東金堂の火災で胴体を失って、頭の後ろ半分は破損し、右の耳は下半分が破損し、顔には焼け落ちた瓦礫で傷つけられた傷が生々しく残っていました。されでも優しく凛とした表情で我々を見つめ、仏教の慈悲の心を自分に問いかけてくるように感じ、感動しました。
私も興福寺「仏頭」についての感想を書いてみました。
ご感想など、なんでも結構ですのでコメントなどをいただけると嬉しい限りです。
コメント、ありがとうございます。
私は歴史はあまり詳しくありませんが、古いお寺や仏像を見るのは好きです。
心が落ち着きますね。
先日、北印旛に鳥撮りに行って来ましたが、龍角寺という奈良時代に創建されたお寺が此処のご本尊の阿弥陀如来の仏頭が興福寺のものより古いそうです。
折があったら見に行ってみたいと思います。